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- バルトリン腺のう腫の手術などの小手術
負担の少ない日帰り手術を実施
当院では、手術が必要な婦人科疾患に対する日帰り手術を実施しています。手術時間は短く術後の回復も早いため、忙しい方でも無理なく受けられるのが大きな利点です。
当院ではバルトリン腺のう腫、尖圭コンジローマ、外陰部腫瘍などに対応しているほか、日帰りでの中絶手術(初期妊娠中絶手術)も行っています。患者様の心身の負担を可能な限り抑えた手術を実施しますので、気になることがあればお気軽にお尋ねください。
当院で実施する手術
当院で実施する手術はいずれも局所麻酔下(中絶手術は静脈麻酔下)で行います。術後しばらくの安静を挟みますが、その日のうちにお帰りいただけます。
バルトリン腺のう腫手術
バルトリン腺は膣の入り口付近にある分泌腺です。この腺が詰まって炎症が起こると、のう腫を形成して痛みや腫れなどの症状を引き起こします。症状が強い場合や繰り返し発症する場合は、手術での治療が検討されます。
術後の経過が良好であれば日常生活に支障はありませんが、再発を繰り返す場合や悪性腫瘍(がん)が疑われる場合には、高次医療機関へ紹介します。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染によって生じる疾患です。主に性器や肛門周囲に特有の形状をしたイボが発生し、放置すると増大・増加することがあります。個々の状態で治療方法は異なりますが、大きなイボが生じている際は手術による除去を検討します。
手術では局所麻酔下でイボを切除、または焼灼します。
子宮ポリープ(子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープ)
子宮内に生じるポリープ(子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープ)の多くは良性ですが、肥大化を起こすと不正出血や過多月経、不妊症などの原因にもなります。そのため、必要に応じて除去が推奨されることもあります。
日帰り手術が可能なケースであれば当院で対応しますが、ポリープが大きい、数が多いなどの場合には入院治療が必要です。その際は提携先医療機関をご紹介します。
中絶手術
中絶手術は、妊娠を望まない場合や、医学的・経済的な理由により妊娠の継続が困難な場合に行われます。当院では妊娠12週未満(妊娠11週末まで)の中絶手術を日帰りで行っています。手術は吸引法(自動・手動法)で行い、術後数時間ほどお休みいただければ、その日のうちにお帰りいただけます。
なお、中絶にはご本人と配偶者の両名が署名・捺印した同意書が必要になります。しかしパートナーが不明、あるいは連絡が取れないなど、やむを得ない事情がある場合にはご本人様一人だけの同意でも中絶が可能なケースもあります。お一人で悩まずに、まずはご相談ください。
費用
内容 | 費用(税込) |
---|---|
バルトリン腺のう腫 | 保険適用 |
尖圭コンジローマ | 保険適用 |
子宮ポリープ | 保険適用 |
人工中絶(妊娠12週未満) | 110,000円(手術、術後診察費込み) |
※妊娠12週を過ぎてからの中絶は、他院へご紹介の上で行います。