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- 出生前診断(クアトロテスト)
出生前診断とは?
出生前診断は、妊娠中に行う様々な検査と、その結果に基づいた医師による診断のことを指します。対象となる範囲は広く、通常の妊婦健診で行うエコー検査や、以下で紹介する羊水検査・クアトロテストなどの様々な検査・診断が出生前診断に含まれます。
出生前診断の目的
おなかの中の赤ちゃんの発育状態や異常の有無を調べて、母体と胎児両方の健康管理を行うのが出生前診断の目的です。出生前診断によって適切な治療方針を固めておくことで、妊娠中の母体への治療、および出生後の赤ちゃんへのスムーズな治療につなげます。また出生前診断で得た情報を共有することで、適切な分娩方法や子育て環境の検討にも役立てていただけます。
ただし、出生前診断を行うことでかえって母体の負担となることもあります。様々な選択肢がありますので、医師やパートナーと相談しながら進めていくことが大切です。
出生前診断のメリット
- 赤ちゃんに合わせた妊娠管理や分娩方法の選択ができる。
- 治療可能な疾患の場合、出生後早期に治療を開始できる。
- 重篤な疾患の場合、妊娠継続や中断について検討する時間が確保できる。
- 出産や育児に向けた準備ができる。 など
出生前診断のデメリット
- 赤ちゃんに異常が発覚した際に心理的な負担が増してしまう
- すべての異常が分かるわけではない など
出生前診断の種類
クアトロテスト
クアトロテストは、お母様の血液を採取して赤ちゃんの染色体異常を調べる検査です。妊娠15〜17週目が対象となります。
染色体異常(遺伝子疾患)の有無はあくまで確率で算出されるため、確定診断にはならないことに注意が必要です。クアトロテストだけでなく、羊水検査やエコー検査との併用をお勧めいたします。
クアトロテストで分かること
以下の疾患の有無が分かる可能性があります。
- ダウン症候群
- エドワーズ症候群(18トリソミー)
- 開放性神経菅奇形 など
費用
内容 | 費用(税込) |
---|---|
クアトロテスト | 17,600円 |