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ピルについて

2026.03.03

①低容量ピル(OC)について

低用量ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という 2 種類の 女性ホルモンが配合されているお薬です。

ピルを適切に服用することで、①排卵抑制②子宮内膜の肥厚を抑制する着床阻害作用③子宮頸管粘液の性状を変化させる精子通過阻害作用、により妊娠しにくくなっています。

一相性のピルとしてマーベロンやファボワールがあります。ホルモンの量が一定のピルです。ニキビに対して効果が実感できます。多毛症の改善にも期待がもてるものです。

三相性のピルとして、ラベルフィーユ、トリキュラー、アンジュがあります。こちらはホルモン剤の分量がほかのピルと違い最小限にとどめられており、3段階にホルモン量が変化し、なるべく自然なホルモンバランスに近づけて作られたお薬です。多少飲み忘れがあっても約90%の避妊効果があるとも言われています。正しく内服して頂ければ不正出血もおこりにくいです。

どちらにしても飲み忘れはなるべく避けていただければと思います。キチンと定時に内服をして頂ければ、どのピルでも約99%の避妊効果がございます。

ただ、その方に合っているかは内服していただかないとわからない部分もありますので、基本はまず1ヶ月内服して頂き、気になる副作用がなく、問題なく内服できれば、続けて頂ければと思います。それぞれのピルで副作用の差が明らかにどちらかが多いということはありません。

月経痛、月経量については、少なくとも3〜4ヶ月の内服継続により効果を感じて頂けるようになるかと思います。

次回はLEP(Low dose Estrogen Progestin)低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬についてお話します。

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