日々診療している中で、一番多い主訴といっても過言ではないのが外陰部の痒みです。
外陰膣カンジダ症と呼ばれ女性性器感染症にて日常頻繁にみられる感染症であることが多いです。性感染症として認識している方もいるかもしれませんが厳密には性感染症ではなく「日和見感染症」であり、チーズのようなおりものやデリケートゾーンの痒みや痛みなど、特に膣や外陰部で発症する膣カンジダは女性に多く見られます。ストレスや寝不足などの原因で免疫力が低下すると普段は体に害のないカンジダ菌が異常に増殖し、症状が出るようになります。発症に際して性交渉の有無は無関係ですが、症状のあるときに性交渉をおこなうと他人に感染することがあります。治療、膣錠や外用薬、内服薬があります。再発を繰り返す方への治療も積極的に行っております(自費診療のあり)。膣内細菌を増やすサプリもございます。ご相談にきてくださいね。
カンジタ症
2025.05.29